墨田区で遺品を片付けるとき 早わかり(2026年8月15日時点)

★出す時間収集日当日の午前8時までに自宅前へ。区は前日に出すことを勧めていません(「近隣へのご迷惑になるほか、持ち去りの原因となるおそれがあります」)
集合住宅の場合専用の粗大ごみ置き場、または敷地内の指定された場所へ。「一般の集積所には出さないように」と案内されています
粗大ごみの大きさ原則1辺が30センチメートル以上のものが粗大ごみです。ただし長さが概ね1メートル80センチメートル、太さが概ね30センチメートルを超えるもの等は「収集運搬が困難なもの」として申し込めません。ただし長さだけで決まるわけではなく、区の手数料一覧には物干し竿(400円)のような長い品目も載っています。自己判断せず、申し込みのときにご確認ください
★申し込めない品目家電リサイクル法の対象品(テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・洗濯機・衣類乾燥機等)とパソコンリサイクル法の対象品は、粗大ごみとして申し込めません
申し込みインターネットは24時間(メンテナンス時を除く)/電話は墨田区粗大ごみ受付センター 03-6417-0074(年末年始を除く月〜土 午前8時〜午後7時・祝日も可)。この番号は粗大ごみ申込専用です
減額・免除受けられる方は電話での申し込みになります。インターネットからは申し込めません
支払いインターネット申込ならオンライン決済が使え、処理券の購入が不要。処理券の場合は必ず墨田区のもの(他区の券は使えません)
料金を調べる手数料一覧のPDFと分別案内チャットボット「すみにゃーる」。ただし区は「品目・料金は申込時に正式に決定します」としています。処理券は申し込み完了後に購入します
★人手が足りないとき収集日の朝8時までに自宅前へ出しておく段取りは、基本的には申し込んだ側の分担です。人手がない場合は、運び出しからスタッフが伺うエコラビの出張買取にもご相談いただけます
事業活動で出たもの区では回収していません。事業者自らの許可のある業者への依頼が案内されています
貼るもの「収集日の日付」と「受付番号」を記入した処理券(オンライン決済の場合は任意の用紙)を、剥がれないように貼ります

墨田区で難しいのは、費用より「収集日の朝8時」です

遺品整理のご相談で、費用の話より先に詰まるのがここです。区の案内はこうなっています。

「申し込みの際に指定された日の朝8時までに、自宅前に出してください。」

問題は、前の晩に出しておく手が使えないことです。区は続けてこう書いています。

「収集日当日よりも前に排出することは、近隣へのご迷惑になるほか、持ち去りの原因となるおそれがありますのでおやめください。」

故人のお住まいは、たいてい今は誰も住んでいません。収集日の朝8時に、その場に行ける人が要るということです。遠方にお住まいのご家族が片付けを進めている場合、平日の朝にこれを何度も繰り返すのは現実的ではありません。

集合住宅の場合は、置く場所も決まっています。専用の粗大ごみ置き場か、敷地内の指定された場所です。区は「粗大ごみは、一般の集積所には出さないようにお願いします」とも案内しています。管理人や管理会社に置き場所を確かめてから申し込むと、当日に迷いません。

遠方から通うときは、朝の人手を先に決めます

区が前日の排出を勧めていないため、その朝に誰が現地へ行くかを、申し込む前に決めておく必要があります。古い和だんすやベッドは、廊下や階段の幅の関係で、さらに人手と時間がかかります。出し方に迷うときは、粗大ごみ受付センター(03-6417-0074)へご確認ください。

読者

母の家を片付けています。私は埼玉から通っていますが、収集日の朝に出せるか不安です。

エコラビ

遠方から通われている場合は、ここが難所になります。朝8時までに誰が出すかを先に決めるところから組み立てることになります。そこが難しいときの選び方を、この先でご案内します。

申し込みと支払い。先に処理券を買わないでください

申し込みは、インターネットと電話の2つです。

方法区の案内
インターネット24時間(システムメンテナンス時を除く)。オンライン決済(キャッシュレス決済)が使え、処理券の購入が不要になります
電話墨田区 粗大ごみ受付センター 03-6417-0074。年末年始を除く月曜日から土曜日の午前8時から午後7時まで(祝日も可)。粗大ごみ申込専用の受付電話です
減額・免除を受ける方電話でのお申し込みになります。「インターネットでは申込みできません」

料金は、手数料一覧のPDFと分別案内チャットボット「すみにゃーる」で調べられます。ただし区は注意書きを添えています。

「【注意】品目・料金は申込時に正式に決定します。有料粗大ごみ処理券を購入する場合は、申込みが完了した後にご購入ください。」

点数が多い遺品整理では、先にまとめ買いをすると過不足が出ます。申し込みが済んでから、案内された枚数を買ってください。処理券は必ず墨田区のものです。区は「他区の処理券は使用できません」と明記しています。

当日は「収集日の日付」と「受付番号」を記入した処理券(オンライン決済の場合は任意の用紙)を、剥がれないように貼ります。

そもそも粗大ごみで申し込めないものがあります

区の粗大ごみ受付サイトは、申し込みの前に読むものとして次を挙げています。

  • 家電リサイクル法により粗大ごみとして申込みできない品目(テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・洗濯機・衣類乾燥機等)
  • パソコンリサイクル法の対象となる品目
  • 適正処理困難物とみなされるもので申込みできない品目
  • 収集運搬が困難なもの(長さが概ね1メートル80センチメートル、太さが概ね30センチメートルを超えるもの等)
  • 事業活動によって生じた粗大ごみ

故人のお住まいには、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビがほぼ必ず残っています。これらは粗大ごみの申し込みに入れられません。区の収集だけでは片付かない前提で段取りを組んでおくと、当日に慌てません。なお4つ目の「収集運搬が困難なもの」は、長さだけで決まるわけではありません。区の粗大ごみ手数料一覧には、物干し竿(400円)やウッドカーペット(6畳以上・1,300円)も品目として載っています。長いから出せない、と自己判断せず、申し込みのときに確認してください。

遺品の中で、値段がつきやすい品物

「もう古いから」と決めてしまう前に、一度確認しておきたい品目があります。ご自身で価値を調べていただく必要はありません。

  • 着物・和装小物/証紙や作家名が分かるもの、状態の良いもの
  • 時計・貴金属・宝飾品/ブランド時計、金やプラチナの製品など
  • 骨董・美術品/掛軸、茶道具、絵画、陶磁器など
  • カメラ・レンズ・楽器/古くても需要のある機種があります
  • 切手・古銭・記念品/まとめて保管されていることが多い品目です
  • ブランド品/バッグ、財布、アクセサリーなど
  • 未開封の贈答品/食器、タオル、酒器など。押し入れの奥に残りがちです
  • 状態のよい家具・家電/古くても構いません。年数だけで断ることはしていません

遺品整理では、ご家族が価値をご存じない品物が必ずと言っていいほど出てきます。箱や証紙、保証書が別の場所にしまわれていることも多いので、家中の紙物を捨てる前に一度見せていただけると確認できることが増えます。

エコラビは古物商許可(許可番号 305552421884)のもとで買取を行っています。ご連絡をいただいてから日程を調整して伺い、その場で仕分けたうえで見積もりをお伝えします。お引き受けする品物の運び出しは、スタッフが行います。持ち上げていただくことはありません。

品目ごとの見方は 骨董品・貴金属の買取、着物の買取 にまとめています。始める時期の考え方は 遺品整理はいつから にあります。

反対に、値段がつきにくいのは、長く湿気の多い場所に置かれてカビや虫食いが出ている物、日焼けやしみが広がっている物、部品や片方が欠けている物です。この線引きは現物を見ないと判断できません。

区の粗大ごみは、手数料を払って出す仕組みです。エコラビは、値段がつく物は買取額をお支払いし、運び出しもスタッフが行います。区の収集では出せない家電4品目やパソコンも、あわせてご相談いただけます。埼玉県三郷市から伺う出張買取です。

エコラビのスタッフ2名が木製のたんすを運び出し、お客様は離れて見守っている様子
運び出しはスタッフが行います。持ち上げていただくことはありません
遺品整理と買取

区に出す・買取に出す。並べて比べる

 区の収集に出す買取に出す
費用有料。金額は申込時に正式決定。減額・免除の制度があります買取できる物は費用がかかりません。買取に回せない物もお引き取りします(費用は量と品目により見積もりでご提示します)
誰が運ぶか自宅前・指定場所への排出は申込者の分担です(当日の朝8時まで)お引き受けする品物はスタッフが運び出します
日程申込時に指定。当日の朝8時までに出します調整のうえ決めます。ご希望に沿えない日もあります
向いている場合点数が少なく、朝に出せる人がいる値段がつきそうな品物がある、点数が多い、朝に人手が出せない

値段がつかない物も一緒にお引き取りします(量や種類によって費用がかかることがあります)。

区に出すか買取に出すか、どちらが早いか分からないときは、お電話でお聞きください。品物の種類とおおよその点数、お住まいの階数を伺えば、買取の対象になりそうか、伺える日はいつごろかを、その場でお伝えします。お電話は 03-6820-4387(受付 9:00–18:00/年中無休)です。この時点で費用は発生しません。

訪問での買取。遺品整理では、決まりの効き方が変わります

ご自宅に伺って品物を買い取る取引は、特定商取引法の「訪問購入」にあたります。消費者庁は、事業者への決まり(行政規制)と、お客様側の権利(民事ルール)を分けて説明しています。主なものは次の4つです。

  • 勧誘に先立って、事業者の氏名(名称)、勧誘をする目的であること、購入しようとする物品の種類を告げること
  • 勧誘の要請をしていない相手の自宅などで勧誘をしたり、勧誘を受ける意思の有無を確認したりしてはいけないこと(勧誘に先立って、勧誘を受ける意思があるかを確かめる義務もあります)
  • 法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電磁的記録で解除できること
  • その期間内は、品物の引き渡しを拒むことができること

ところが、遺品整理の場面では、この決まりが丸ごとは効きません。理由が2つあります。

ひとつ目。家具・家電(持ち運びが簡単なものを除く)・書籍は、そもそも対象外です

訪問購入の対象から外れる品物が、政令で定められています。自動車(二輪のものを除く)、家庭用電気機械器具(携行が容易なものを除く)、家具、書籍、有価証券、レコードやCD・DVDなどです。たんす、ソファ、本棚一杯の蔵書は、この一覧に入ります。バイクや原付は「二輪のものを除く」に当たるため、決まりが適用される側です。

一方で、着物・貴金属・時計・カメラ・切手・骨董は除外の一覧に入っていないため、決まりが適用されます。同じ訪問でも、品物によって守られ方が違うということです。

ふたつ目。退去に際してご自身から呼んだ場合は、一部の規定を除いて適用されません

消費者庁は、一部の規定を除いて特定商取引法が適用されない場合のひとつとして「住居からの退去に際し、売買契約の相手方から取引を誘引した場合」を挙げています。賃貸のお部屋を引き払うために買取業者を呼ぶ場面は、これに当てはまりうるところです。

ですから「訪問買取は8日以内なら必ず解約できます」とは書けません。

ただし、全部が外れるわけではありません。消費者庁は、この場合に適用されなくなるのは「一部規定(法第58条の5、法第58条の6第2項及び同条第3項)を除いて」と書いています。つまり事業者の氏名・勧誘の目的・買い取ろうとする品物の種類を先に告げる義務と、勧誘を受ける意思の確認・断ったあとに勧誘を続けてはいけないという決まりは残ります。一方で、書面を渡す義務のほうは残りません。だからこそ、金額と条件を書いたものをその場でもらえるか、こちらから確かめておくのが確実です。エコラビは、ご連絡をいただいてから日程を調整して伺います。こちらから突然お伺いすることはありません。

片付けの順番。先に決めておくと迷いません

1. 収集日の朝、誰が現地にいるかを決める

ここが墨田区でいちばん詰まります。前日に出しておくことは勧められていません。朝8時に立ち会える人と日を先に押さえてから、申し込みの日程を決めてください。

2. 残す物を決める

写真、書類、思い出の品。まず「残す物」を一か所に集めておくと、あとの判断が速くなります。ご家族で意見が分かれる物は、決めずに保留にしておいて構いません。

3. 価値が分からない物を集める

着物、時計、貴金属、掛軸、カメラ、切手。判断がつかない物は、捨てずにまとめておきます。付属品や箱があれば一緒にしておきます。

4. 申し込んでから、処理券を買う

順番が逆になりがちなところです。区は「品目・料金は申込時に正式に決定します」として、購入は申し込み完了後にするよう案内しています。インターネット申込ならオンライン決済で、処理券を買わずに済みます。

5. 置き場所を管理会社に確認する

集合住宅は、専用の粗大ごみ置き場か敷地内の指定場所です。一般の集積所には出しません。当日の朝に迷わないよう、先に確かめておきます。

墨田区でエコラビにご相談いただく場合

遺品整理では、何に値段がつくのかは現物を見ないと分かりません。訪問して、買取として確認できる物と、区へ出したほうがよい物を分けてお伝えします。査定料・出張料・キャンセル料はいずれも0円です。

ご相談の際は、品物の種類とおおよその点数、お住まいの階数とエレベーターの有無を伺います。この時点で費用は発生しません。日程を調整して伺い、その場で仕分けたうえで見積もりをお伝えします。お受けになるかどうかは、金額をお聞きになってから決めていただけます。

区の粗大ごみの手順は 墨田区の粗大ごみ、着物が多い場合は 墨田区の着物買取、近隣区にまたがる場合は 墨田・江東・台東の出張買取、区ごとの手順の違いは 東京の遺品整理 をご覧ください。

この記事は2026年8月15日時点で 墨田区公式ホームページ(粗大ごみの出し方)、墨田区 粗大ごみ受付センター(インターネット受付)、墨田区公式ホームページ(粗大ごみ処理手数料一覧・PDF)、消費者庁 特定商取引法ガイド(訪問購入)、消費者庁「特定商取引に関する法律施行令第34条で規定する物品の具体例」(PDF) を確認して作成しています。手数料や受付条件は変更されることがあるため、お申し込み前に区の最新のお知らせをご確認ください。

この記事で分かること

  • 収集日当日の朝8時までに出します。前日に出すことは勧められていません
  • 遠方から通うときは、収集日の朝に現地へ行ける人を先に決めます
  • テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンとパソコンは、粗大ごみとして申し込めません
  • 処理券は申し込みが完了してから買います(品目・料金は申込時に正式決定)
  • 集合住宅は専用置き場か敷地内の指定場所。一般の集積所には出しません
  • 訪問での買取は、品物と場面によって決まりの効き方が変わります

よくあるご質問

前の日の夜に出しておくことはできますか?

区は勧めていません。粗大ごみの案内に「収集日当日よりも前に排出することは、近隣へのご迷惑になるほか、持ち去りの原因となるおそれがありますのでおやめください」と書かれています。出すのは収集日当日の午前8時までです。遠方から通って片付けをされている場合は、この朝の時間帯に誰が現地にいるかを先に決めておくと安心です。

収集日の朝に出せる人がいないとき、どうすればよいですか?

収集日当日の午前8時までに自宅前へ出しておく段取りは、基本的には申し込んだ側の分担です(条件によっては、別の取り扱いが案内されることもあります。詳しくは区の窓口でご確認ください)。故人のお住まいを片付ける場面では、住んでいる方がいないため、朝に現地へ行ける人を決める必要があります。人手が足りない場合は、運び出しからスタッフが伺うエコラビの出張買取にもご相談いただけます。

遺品の中に値段がつく物があるか、区に出す前に分かりますか?

訪問して現物を見たうえで、金額をお伝えします。値段がつく物は買取額をお支払いし、運び出しはスタッフが行います。出張料・査定料・キャンセル料は0円で、金額を聞いてから決めていただけます。

申し込みはどうすればいいですか?

インターネットは24時間(システムメンテナンス時を除く)、電話は墨田区粗大ごみ受付センター(03-6417-0074)で、年末年始を除く月曜日から土曜日の午前8時から午後7時まで受け付けています。祝日も申し込めます。この番号は粗大ごみ申込専用の受付電話です。なお手数料の減額・免除を受けられる方は電話での申し込みになり、インターネットからは申し込めません。

料金は事前に分かりますか?

区は手数料一覧のPDFと、分別案内チャットボット「すみにゃーる」で調べられるようにしています。ただし区は「品目・料金は申込時に正式に決定します」としていて、処理券を買うのは申し込みが完了した後にするよう案内しています。先に買ってしまうと過不足が出ることがあります。

処理券を買わずに済ませられますか?

インターネットで申し込むと、オンライン決済(キャッシュレス決済)が使えます。この場合は有料粗大ごみ処理券を購入する必要がありません。処理券で支払う場合は、必ず墨田区のものを購入してください。区は「他区の処理券は使用できません」と明記しています。

集合住宅ではどこに出せばいいですか?

専用の粗大ごみ置き場、または敷地内の指定された場所です。区は「粗大ごみは、一般の集積所には出さないようにお願いします」とも案内しています。管理人・管理会社に置き場所を確認してから申し込むと、当日に迷いません。

査定に費用はかかりますか?

査定料・出張料・キャンセル料はいずれも0円です。金額をお聞きになってから決めていただけます。