埼玉で見落としやすい3点
埼玉の遺品整理には、東京とは違う事情があります。特に、東京のご実家を片付けた経験がある方ほど、同じ感覚で進めて手が止まりやすくなります。
見落とし1:粗大ごみの基準そのものが違う
ここが最も大きな違いです。さいたま市で粗大ごみにあたるのは、一辺の長さまたは直径が90cm以上2m未満のものです。
東京の大田区や杉並区では、基準は30cmです。つまり同じ品物でも、東京では粗大ごみ、さいたま市では通常のごみ、という違いが生まれます。
逆に2m以上のものは、さいたま市では粗大ごみとして出せません。基準は自治体ごとに決まっていますので、お住まいの市町村の案内でご確認ください。
見落とし2:申し込める個数が少なく、収集も遅い
さいたま市では、申し込みは1回に4個までです。大田区の10個、杉並区の5点と比べても少なくなっています。
そして収集までの期間です。さいたま市の案内では「混雑状況により、収集まで1か月程かかる場合」とされています。東京の2〜3週間よりさらに長くなります。
受付時間も違います。さいたま市粗大ごみ受付センター(048-878-0053)は月曜から金曜の8時30分から17時までで、土日はお休みです。東京の区が夜7時まで受け付けているのとは異なります。インターネット受付は利用できます。
遺品整理でまとまった量が出る場合、4個ずつ1か月待ちでは現実的に終わりません。
見落とし3:市が引き取らないものに、遺品整理の主役が含まれる
さいたま市では、次のものを「特定適正処理困難物」として収集していません。
- スプリング入りマットレス
- スプリング入りソファー
- 物干し台、鉛バッテリー、タイヤ、ホイール
加えて、テレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫・パソコンも対象外です。
遺品整理で必ず出てくるのがベッドとソファーです。それが市の収集対象外だと分かるのは、たいてい片付けを始めた後になります。
手数料は、粗大ごみ等処理手数料納付券(シール)をコンビニエンスストアや各区役所などで購入し、品物に貼って出します。券の種類と金額は改定されることがありますので、申し込みの際にご確認ください。
埼玉は戸建てが多い、という前提
東京の遺品整理では集合住宅の搬出条件が問題になりますが、埼玉では別の点が出てきます。
母屋より、物置や納屋に物がある
戸建てのお宅では、家の中を片付け終えたと思ってから、物置や納屋を開けて量に驚かれることがあります。何十年も開けていない場所ほど、中身が把握されていません。
工具、農機具、古い自転車、園芸用品、季節の飾り。こうしたものがまとめて出てきます。この中には買取の対象になるものが含まれます。
庭とアプローチの条件
戸建てでは、家の前に車を停められるかどうかで搬出の進め方が変わります。前面道路の幅、門から玄関までの距離、階段の有無。この3点が分かると、必要な人数と時間が見えてきます。
正確でなくて構いません。分かる範囲でお聞かせいただければ、こちらで確認しながら進めます。
仏壇や神棚が残っていることが多い
古くからのお宅では、仏壇・神棚・人形などが残っていることがあります。供養を希望される場合は、処分を進める前にどうするかを決めておいてください。手配の段取りが分からない場合は、目安をお伝えできます。
遺品整理を進める5つのステップ
順番を間違えると戻せなくなる部分があります。この順で進めてください。
ステップ1:期限があるかを確認する
賃貸なら退去日、売却予定なら引き渡し日です。この日付は動かせません。ここから逆算して日程を組みます。
相続放棄を検討している場合は、片付けに着手する前に弁護士や司法書士へご相談ください。遺産にあたるものを処分すると、相続を承認したものとみなされる場合があります。
ステップ2:貴重品と書類を先に探す
通帳・印鑑・権利証・保険証券・現金は、箪笥の引き出しの奥や衣類のポケット、本の間から出てくることがあります。この捜索を、家具の搬出より先に済ませてください。
登記済権利証は再発行されません。遺言書が見つかった場合、封がされているものはその場で開けないでください。家庭裁判所での手続きが必要です。
ステップ3:母屋と物置の両方を見る
戸建てでは、母屋だけで判断すると量を見誤ります。物置・納屋・車庫・屋根裏まで、どこに何があるかをざっと把握してください。開けるだけで結構です。
ステップ4:売れるものと手放すものを仕分ける
ここが費用を左右します。処分すれば費用がかかり、買取なら値段がつきます。仕分けの作業自体を、ご自身でしていただく必要はありません。
ステップ5:残りの片付けを進める
買取に回せないものについては、内容と費用を確認したうえで進め方をご案内します。
処分する前に確認したい、売れるかもしれないもの
「もう古いから」と判断して処分してしまうと、後から惜しく感じることがあります。次のような品物は、状態や種類によって買取の対象になることがあります。
- 着物・和装小物/証紙や作家名が分かるもの、状態の良いもの
- 時計・貴金属・宝飾品/動かない時計、壊れたアクセサリーも含みます
- 骨董・美術品/掛軸・茶道具・絵画・陶磁器など
- 工具・大工道具・農機具/物置から出てくる代表格です
- カメラ・レンズ・楽器/古くても需要のある機種があります
- ブランド品/箱や保証書がなくても確認します
- 切手・古銭・記念品・収集品
ご自身で価値を調べる必要はありません。汚れているものを洗ったり磨いたりすると、かえって価値を下げてしまう場合がありますので、そのままの状態でお見せください。
遺品整理はいつから始めるのがいいか三郷の拠点から、埼玉のどこまで伺えるか
エコラビの拠点は埼玉県三郷市にあります。県内は、拠点から近い順に日程を取りやすくなります。
県東部(拠点から近い地域)
三郷市・八潮市・草加市・越谷市・吉川市・松伏町などは拠点から近く、急ぎのご相談にも対応しやすい地域です。
県南部・中央部
川口市・さいたま市・戸田市・蕨市などにも出張対応しています。品物の量と予約状況を伺ったうえで、訪問日をご案内します。
県西部・北部
訪問可否と日程は、品物の量やお住まいの地域を伺ってご案内します。遠方の場合、日程のご相談をお願いすることがあります。
まずはお住まいの市町村をお伝えください。その場で目安をお答えします。
買取と片付けを、一度の訪問でまとめる
売れるものを買取店へ、残りを別の業者へ。この進め方では、同じ品物について二度説明し、訪問日も別々に調整することになります。
訪問時に、その場で仕分けます
エコラビは出張買取を軸に、訪問時に品物を見ながら「買取できるもの」と「手放すもの」をその場で仕分けます。売れるものは、その場で買取査定を行います。
買取に回せないものは、内容と費用を確認したうえで片付けの進め方をご案内します。市が引き取らないスプリング入りのマットレスやソファーについても、あわせてご相談ください。
買取できる品物があれば、その査定額が片付け時のご負担の軽減につながる場合があります。具体的な金額はお約束できませんが、買取可否・費用・差し引き後のご負担は、品物・量・搬出条件を確認したうえでご案内します。
古物商許可のもとで買取を行っています
エコラビは古物商許可(許可番号 305552421884)のもとで買取を行っています。確認前に金額だけを先にお約束することはありません。査定額に納得いただけない場合、無理にその場で契約を進めることもありません。
無料でご相談いただける範囲
出張料・査定料・キャンセル料の3つが0円です
出張料・査定料・キャンセル料の3つは、いただいておりません。査定額をご確認のうえで見送られる場合も、キャンセル料はかかりません。
費用がかかる場合について
買取に回せない品物の片付けや、搬出作業などに費用がかかる場合があります。作業内容と費用は、品物・量・搬出条件を確認して事前にご説明し、ご納得いただいた内容で進めます。
ご相談から当日までの4つのステップ
- 電話・LINE・フォームでご相談(お住まいの市町村、品物の種類・量をお聞かせください)
- 訪問日時を調整(搬出条件の確認もこの段階で行います)
- 訪問時に品物を確認し、買取できるものと手放すものを仕分け・内容と費用をご説明
- ご納得いただいた内容で、買取・お片付けを進めます
ここまで、埼玉で遺品整理を進める際の見落としやすい点を整理しました。粗大ごみの基準が90cm以上であること、申し込みは1回4個までで収集に1か月かかる場合があること、そしてマットレスやソファーは市が引き取らないこと。この3つを先に押さえておくと、判断がしやすくなります。
どこから手をつけるか決まっていない段階でも構いません。お住まいの市町村と、片付けたい範囲だけお聞かせください。
この記事で分かること
- 見落とし1:粗大ごみの基準そのものが違う
- 見落とし2:申し込める個数が少なく、収集も遅い
- 見落とし3:市が引き取らないものに、遺品整理の主役が含まれる
- 母屋より、物置や納屋に物がある
- 庭とアプローチの条件
よくあるご質問
埼玉のどこまで来てもらえますか?
埼玉県全域に出張対応しています。拠点が三郷市にあるため、県東部(三郷市・八潮市・草加市・越谷市・吉川市など)は特に日程を取りやすい地域です。県西部や北部も対応しますが、日程のご相談をお願いする場合があります。
スプリング入りのマットレスやソファーはどうすればいいですか?
さいたま市をはじめ、これらを粗大ごみとして収集していない自治体があります。処分先を別に探すことになりますが、状態によっては買取の対象になる場合もあります。品物を確認したうえでご案内します。
物置や納屋の中身も見てもらえますか?
はい。戸建てでは母屋より物置や納屋から品物が出てくることが多くあります。工具・農機具・古い家財なども確認します。長く開けていない場所ほど、中身が把握されていないものです。
市の粗大ごみに申し込みましたが、収集日まで待てません。
状況を伺ったうえで、訪問できる日程をご案内します。買取できる品物があるかどうかも、あわせて確認いたします。市への申し込みを取り消す場合は、お住まいの市の受付センターへご連絡ください。
一軒分をまとめてお願いできますか?
はい。品物の量と搬出条件を確認したうえで、必要な人数と日程をご案内します。一度の訪問で買取と片付けの両方を進められます。
遠方に住んでいて、立ち会えるのが一日だけです。
その一日で完了できるよう、事前にお電話で品物の種類と量を伺い、必要な体制を組んでから伺います。日程に余裕がない場合ほど、早めにご連絡いただけると調整しやすくなります。